2003年11月28日が誕生日の今村聖奈(いまむら・せいな)さんは2022年現在19歳でJRAの数少ない新人女性ジョッキー、まさに競馬界の新生星です☆
JRAとは日本中央競馬会(にっぽんちゅうおうけいばかい)、Japan Racing Association の略です。
2022年3月13日に行われた阪神競馬場での8レースにおいて相棒のブラビオと共に出走12頭中1番、デビューから17戦目でJRA初勝利を見事勝ち取りました!
「馬の力を信じて乗りました…!!」
聖奈さんがこの時に乗ったブラビオという名前の馬ですが、父はルーラーシップ、母はゴールデンプライズ(父はホワイトマズル)だそうです。
騎手は細い身体が鉄則ですが、ルーキーの今村聖奈さんも身長158.5㎝、体重47.4g、とても可愛らしいです。
そんな今村聖奈さんが目標にしている騎手は武豊さんや幸英明さん、そして尊敬する人は父親とのこと。
そこでこの記事では今村聖奈さんの父親は誰なのか、母親や兄弟姉妹などの家族構成、生い立ちなどをまとめてみたいと思います。
今村聖奈の父親は元騎手今村康成!母親は?
今村聖奈さんとお父さんです!
お父さん、なかなかのイケメンですね(^^)/
今村聖奈さんの父親は、日本中央競馬会・栗東トレーニングセンターの元騎手の今村康成(いまむら・やすなり)さんです。
1978年10月19日生まれで現在43歳、兵庫県生まれの0型です。(娘の今村聖奈さんはB型)
2012年12月20日に騎手を引退され現在は調教助手をされています。
今村康成さんは騎手時代は主に障害競走で活躍し、2001年12月22日に行われた中山大障害(その時に乗った馬はユウフヨウホウ)を制したという記録の持ち主です。
中山大障害ってなんだかカッコイイ名称ですがどんなレースのことなのでしょう?
以下にまとめてみました!
中山大障害(なかやまだいしょうがい)は1934年12月5日に創設され、中山競馬場にて行われる中央競馬の重賞競走(目玉となる看板競走)です。
日本で最も難易度の高い障害競走だと言われています。
大竹柵障害、大生垣障害を飛び越える中山競馬場のコース(大障害コース)
第1回目は「大障害特別」の名称が用いられました。
その後、名称は何度か変更されましたが1948年秋からは「中山大障害」の名称が定着してきたようです。
※この名称は競馬番組表の中では「農林水産省賞典中山大障害」と表記されてある。
創設者は当時中山競馬倶楽部の理事長をしていた肥田金一郎、日本ダービーと同レベルの中山競技場の名物競走を作ることが目的とされています。
1着賞金は6600万円
出走条件はサラ系障害3歳以上です
ここで出てくるサラ系って何でしょう?
サラ系も簡単にまとめてみました ^^)
競走馬の系統の中には、サラ系のサラブレット、アラ系のアラブ、などのいくつかの系統があり、中でもサラ系というのは、アラブの血が25%以下でサラ系の血を引くとの意味なんだそうです。
※ちなみにサラブレッドは、イギリスで長い間かかって競走馬として作り出された「純血」という意味です。
このような日本一難しいとされる中山大障害を制した父に憧れ、競馬界の門をたたいたというのは素晴らしいですね(^^)/
「今はドキドキワクワクしています。お父さんみたいなカッコいい騎手になりたいと思います」とコメントされ、瞳を輝かせていた聖奈さんの気持ちが分かるような気がします。
今村聖奈さんのお母さんのことも気になりますが、残念ながら情報は見当たらないので詳細は不明です。
しかし、競馬の騎手になるにはかなり狭き門を突破しなければならないこと、そのためには人並以上のトレーニングが必要になるはずですから母親がサポートをしてあげた可能性が高いという意味で、今村聖奈さんの母親は専業主婦をされているのでは?とも予想されています。
今村聖奈に兄弟姉妹はいる?
19歳の可愛い今村聖奈さん、とにかく笑顔が最高ですね☆
聖奈さんが両手でガッチリ抱えているのはJRAのマスコットキャラクターのターフィーです
ターフィーは名馬であるターフィーパパとターフィーママを尊敬していて両親のように立派な競走馬になれるよう毎日一生懸命トレーニングしているそうですよ!
性格は一見おっとりしているようですがゴール前になると両親譲りの猛スピードで追い込みをかけるんだとか…(^_-)-☆
あるインタビューの中で父親の今村康成さんが「子供は3人とも娘」と語り、さらに聖奈さんは長女ということなので今村聖奈さんには妹さんが2人いるということになります。
つまり、三姉妹ということですね!
妹さんたちの情報もないので詳細は分かりませんが、もしかすると姉である聖奈さんと同じように競馬界を目指している可能性がないとは限りませんよね。
今村聖奈の生い立ちは?
<今村聖奈さんの生い立ちについて>
聖奈さんは滋賀県で生まれました。
物心ついた頃からとても活発で人と話すことが大好きだったようです。
小学校では体操とバレーボールを始め、その時から今くらいの身長(158㎝くらい?)、4年生の時には6年生に混じってバレーボールの試合にも出場経験があるようです。
当時はどこまで身長が伸びるかと思ったけれど、小6から身長は変わっていないそうですよ。
父親の影響で乗馬に目覚め、小学校4年の2月から乗馬クラブで騎乗体験した時は、実際に乗ってみると「意外とそこまで高くはないんだな」と感じたとか…(‘;’)
この言葉を聞くだけでも頼もしいですね!
小学校5年生になると乗馬苑の少年団に入団しました。
小学校6年生の時、ジョッキーベイビーズに出場し、競馬で勝つ喜びや負けた時の悔しさを学び、「馬にたずさわる仕事に就きたい」と思ったそうです。
3歳の頃から父親にあちこちの養成所に連れて行かれていたのでスタッフたちからも顔を覚えられて可愛がってもらっていた様子。
そのころは家に帰れば馬の話をしなかった父親も聖奈さんが乗馬を始めてからはよく馬の話をしてくれるようになったそうです。
小さい頃から根っからの馬好きで、時間さえあれば馬の写真を撮ったり、あくびをしているところを動画に撮ったり‥
今では馬の色んな表情が分かると発言されていることからも、公私ともに馬との密接な繋がりを持つ聖奈さんにはこのような生い立ちが大きく関係しているからなんだろうなということが頷けます。
まとめー今村聖奈の家族構成は両親と3姉妹で5人!〜
今村聖奈さんの家族構成は父親の今村康成さんと母親、妹2人の5人家族ということが分かりました。
幼い頃の多くの経験から馬を身近に感じるようになり、夏休みには父親の今村康成さんが滞在している九州の小倉に行くほど競馬が大好きになった今村聖奈さん。
「父の背中を追って、父よりうまくなりたいという気持ちが強くなった」
「勝てればうれしいし、負ければ悔しい…」
「ジョッキーってカッコよくてとても魅力的!」
そんな娘の様子に父の康成さんは、女の子だから最初は競馬界を目指していることを不安に思ったそうですが、聖奈さんから「女の子なのに凄いなと言われるようになるからジョッキーになってもいいですか?」と言われ…
それだけ言えたら大丈夫だと娘の競馬界入りに賛成をしたそうです。
こんな素敵な父と娘の関係を想像すると何だかこちらまでほんわかした気持ちになり応援したくなります(#^^#)
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